スギナがなければ『土筆』は出てこない？

2018年3月13日（火）UP
　
　スギナが大きく育っているのにつくしが出ない場所、年によって出たり出なかったりする場所があるそうだ。スギナがあれば、必ずつくしが出るわけではないらしい。スギナを引っ張ると、抜けるのは茎からで、地下茎や根は抜けない。冬にスギナが枯れても地下茎や根がなくならない限り、何度でもスギナは出て、庭に繁殖したりすると厄介な嫌われもの。地下茎の節から地上に出ている地上茎に「栄養茎」スギナと「胞子茎」土筆の二つがあって地下で繋がっている、その（栄養茎）スギナがたっぷり水を吸い上げ、たくさんの日光を浴びて効率よく光合成をする。たまったでんぷんは地下茎や塊茎に蓄えられ、夏までに十分な栄養が地下茎にないと、次の春に土筆は出てこないらしい。