2013年7月20日(土) UP
丹陽公民館活動の一つに「魅力ある地域づくり部」があり、毎年この時期に講師をお招きして講座を行っています。当初は講座が5回地元で著名な別々の講師にお願いをしていましが、皆さんの出にくい夜の7時開催と云う時間帯でなかなか人よりがなく、現在も続いているのは住職でもあり保護司の村岡堯淳先生の講座だけで すでに21回目となります。『地域と保護司』のタイトルで法務省 保護局制作の「君はひとりじゃない」のビデオを挟んでお話していただきました。先生は長年に渡る奉仕活動で2007年春の叙勲 更生保護功労を授与され、一宮市保護司会会長も歴任されました。
先生が保護司になられた38年前はこの地区の保護司は4名で、全く仕事がなくいい時代でしたと・・。その後名岐バイパス、名神の開通と一気にこの地区も町化し急激な発展と共に盗難の急増、人口の増加による犯罪の多発等で、現在は9名の保護司さんで活動されているものの、他地区の応援を仰ぐほどの思わしくない地域が現状のようです。身分は国家公務員であるが俸給は支払われず、無給なので実質的にはボランティア、地域で信望があり、時間の融通が利きやすいことなどが保護司になる条件ということは 相当な時間を活動にとられる覚悟がいる大変な仕事のようですね。
なお法務省は76歳以上の者への再委嘱はしないという定年制があって来年11月退任される、残念ですがこればかりは曲げることも出来ません、長年に渡り地域のためご苦労様でした。
そして他8名の保護司さんも前に並んでいただいたその自己紹介にもねぎらいの沢山の拍手があったのは嬉しいですね。さて われわれも一個人として出来ること<地域の中で さらなる子供達への声かけの実行 継続>を再確認し合いました。