みつい 禮の演歌部屋


餅つき

わが家も恒例の餅つきをする、この時期になると、かつてお隣さんが餅つきを
している今日はお向いさんがと、あちらことらから杵の音が聞こえてきたものである、
しかし昨今は昔ながらの「石臼」と「杵」でというのではなく便利な「餅つき機」
なるものが登場、杵を持ち上げる動力も手返しが全く必要ない、かつて存在した男の
出番という力自慢も不必要になった、非力な私などにとってはありがたい文明の利器
だといえる一方で、男の見せ所を奪われ、ガッカリと肩を落とす人も少なからず
おられることでしょうネ。
 便利になったといえば便利になったものだが、出番を奪われた男は手持ち無沙汰も
いいところ、餅を搗くから見においでと孫を誘ってはみたものの、搗くというより
練るといったほうが正しい今の餅つき事情、当然機械の中で行われる作業ゆえ見ていても
少しも面白くない、結局うろうろするばかり、火の番ともち米の蒸し上がりの見守り役、
そして最後は餅つき機の納屋への収納、男の出番がないまま今年も餅つき行事は完了。
 食糧事情の乏しい頃は保存食として沢山餅をつき「切り餅」「水餅」細かく切った
「あられ餅」よもぎを入れた「草餅」きびを入れた「きび餅」にして何時までも食べた
ものであった、また正月料理の代表で欠かせない雑煮も、正月が明けても食べたものだ
しかし今は3日も食べれば飽きてしまう、ここにも何でもすぐ手に入る豊富な食料、
飽食の時代が顔を覗かせ、お父さんたちの腕の見せ所でもあった餅つきという舞台も
過去の語り草になってしまった。
by jijirei | 2006-12-28 18:45 | きまぐれ雑記

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