みつい 禮の演歌部屋


石田ゆうすけ氏講演『困難に挑むおもろさ〜夢を形にする喜びと、生きている実感〜』(丹陽中学校にて)

2014年12月1日(月) UP
シニアライフ 音楽
 d0095910_9184638.jpg平成26年11月27日(水曜日)丹陽中学校屋内運動場で丹陽生涯教育振興会主催の講演会が行われました。丹陽中生800余名と共に旅行作家 グルメ作家の石田ゆうすけさんの講演を聴きました。石田さんは高校時代から自転車旅行を始め20歳のとき日本一周を達成。なぜ自転車に魅力を感じたかというと、出身地の和歌山県白浜町は観光の町で自転車で旅をする人をときどき見かける機会がありカッコいいなぁと思ったのがきっかけであったそうだ。大学を卒業し給料も安定した大手雪印乳業に入社、一般的な考えからすればなぜそんな安定した人生環境を放棄してまで困難に挑むのか、怖さ後悔ははないのだろうか。自分の力で脚で前に進むことで自分の世界が広がり、さまざまな人との出会いで社会観が広がったという 日本一周で得た限りなく自分の枠が広げられた経験が、世界一周自転車旅行に漕ぎ出す原動力の一つにもなったようだ。世界一周は7年5ヶ月 9万5000キロ訪問国87カ国だったそうだ。「行かずに死ねるか!」困難に挑むおもろさに人生をかけたのである。
 チョイと話はそれますが、開通が2027年のリニアモーターカー"設計上の最高速度は時速550km"(研究者の技術開発には最大級の称賛)。しかし「そんなに急いで狭い日本どこへ行く」、折角の全線の風景を全く観ることもなく目的地へ着くなんて勿体ない。目的地まで一直線 スピードが速くなって時間が短縮されることがそんなに素晴らしいことなのかなぁ・・と以前から疑問に思っていました。その点近所を走り回る感覚で環境にもやさしく自らが動力であるエコカー自転車で 地つながりの世界を旅をするなんて何と贅沢な素晴らしいことか・・。また私たちは日々のニュースなどで世界は危険であるという固定観念、先入観がどうしても支配しがちですが、石田さんの旅も現地の人の親切や思いやりに出会った感動的なエピソードも数多くある。人と人の出会いにおいてどの国の大半の人々は 国・言葉を超えて笑顔で親切に接し暖かい存在であったと確信しました。
 さて世界一周計画年数は実際にかかった7年5ヶ月の半分であったそうだ。ではなぜ倍の年月を費やしてしまったのだろうか。通りかかった現地がマイナス20度の極寒の地などは、五分ごとに手袋を外し指先を入念にマッサージしないと凍傷になってしまい何度もマッサージのため立ち止まる。反対に温度計が50度を振り切るようなところでは、タイヤが爆発したこともあったそうだ。予想したアクシデントのほか冒険には当然想定外のアクシデントも多い、長い上り坂強い向かい風に疲労困憊何度となく苦しめられたという。計画通りにいかないのが冒険なんだろうけど全部ほっぽり出して町へ行って休みたいという衝動に駆られたこともあったという。しかし突然開けた最高の眺望に頭が真に・・、翌朝目覚めたらさらに目の前の景観に酔いしれ予定の一泊が四泊になった所もあったそうだ。いまや世界中映像で観られない所などないけれど、自らの眼で風を感じ匂いを感じ観る眼前の風景は まさに自分にとって未知なるもの、否応無しに生きている実感を感じずにはおられまい。計画の倍もかかってしまった旅は計画通りでない時間を費やした分だけ 心に生きている充実感をもたらしてくれたことでしょう。
 旅も終わりに近づいた頃日本に帰ったら世界一周旅行を絶対に書いて出版しようと決めたという。人間は歩いてきたやってきたことを振り返り纏め また次なるステージにステップ やる気で踏み出す決断がいるようだ。やりがいのあるおもしろさ探しはそれぞれが見つけ出すもの、この素晴らしい時間を共有した中学生の皆さんがこれから困難に立ち向かう自分なりの形をこの講演で掴んでくれたら嬉しい。
d0095910_919432.jpg

d0095910_9201235.jpg

d0095910_9203928.jpg

by jijirei | 2014-12-01 07:00 | きまぐれ彩記

<< みつい 禮の俳句  籾殻にての...      「明日待ち港」 市川龍之介先生... >>

愛知県一宮市より発信!みつい 禮の作詞活動、俳句作品、生き方が変わる名言、きまぐれ彩記などの記録
by みつい 禮(岩田禮仁)
掲示版
検索
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧