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みつい 禮の演歌部屋


作品NO208 一輪懺悔

作  詞:みつい 禮
作編曲:市川龍之介
唄:演歌男宿 まいど 山田さだし maido aki
  橋永いさむ 小林 進 aya
  男宿&メロカラ&カラオケほか歌唱


作品NO208 一輪懺悔_d0095910_1735966.jpg(台詞)
最近まで 世間の物差しでは 
測れない 横道に反れっぱなしの
ちいっぽけな人間でございました。
両親に手向けた薔薇一輪は
自分流のせめてもの
懺悔の形でございます。


芽のでない
生きざまだった ふきだまり
背いた父親(おや)は 三年前に
逝っちまったよあの世とやらへ 
ずいぶん哭(な)かせた妹も
生きてりゃ四十二歳か 逢いたいぜ

二階から 
見ちゃったんだよ 月夜道
誰から逃げる 隠れるように
そんな裸足のおなごのために
ひと肌脱ごうか 脱ぐまいか
見てみぬふりなど できぬ俺 

母のこと
捜すに無常  孤独な死 
合掌懺悔 真っ赤な薔薇を
たった一輪一輪手向け
やっとこ人並み 五十八歳(ごじゅうはち)
このごろ涙腺 なぜ弛む

(2012年2月21日(火)発表)

by jijirei | 2012-02-21 17:05 | 2012年の作品(15曲)

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愛知県一宮市より発信!みつい 禮の作詞活動、俳句作品、生き方が変わる名言、きまぐれ彩記などの記録
by みつい 禮(岩田禮仁)
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